SOGのV0(零相電圧)
零相電圧:5%系統の残留分で継電器の零相電圧検出表示LEDが点灯する場合は、7.5%以上の整定
動作位相
非接地系:遅れ30°
リアクトル接地系:遅れ60°
リアクトル接地系は系統により事故時の位相範囲が広がる。
リアクトル接地系は、四国電力管内と北陸電力管内の一部(※電力会社に問い合わせ)
人工地絡試験などで確認することもある。
配電線の残留電圧の影響
配電線の残留電圧とは?単相回路の接続や高圧自動電圧昇圧器(SVR)の設置で配電線の対地静電容量や対地電圧が不平衡のとき、 地絡事故がなくても零相電圧として常時発生する電圧のこと。
PAS投入状態(受電状態)でSOG制御装置に試験電圧を加えると、残留電圧と試験電圧のベクトル和がSOG制御装置に印加されるので、残留電圧が大きいと正常値で動作しない時がある。
この時は、開閉器を開放して残留電圧の影響をなくし、試験を実施する。
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