OCRの動作時間特性の試験、どこまでやる?
・200%(参考値)・300%(公称値)
・500%(参考値)
・700%(公称値)
200%と500%は参考値。なのでここが許容値から外れても良否判定はできない。
とある管理技術者の方によれば、200,300,500だけ試験して700はしない。
700は過渡電流の要因が大きくなり、正確な動作時間が測れないとのこと。
でもJISに従えば300%と700%だけ試験すれば良いのでは?
Twitterの意見
会社によっては、200、300、500、1000をやる。これは機種の準拠している規格(JIS IEC JECなど)によって変わる。
なので1000%をやる場合もある。
機種の例:富士電機製、1000%が必要なものがある。
規格の例JIS C 4602-1986⇒300%,700%
参考
・規格の違い(過電流継電器)
・Twitterコメント
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